東京小紋

裃柄の小紋

前回に続き裃の柄を染めてみました、出雲佐々木家の定め小紋宇治川です。



これも古い型紙ですが良く彫れています。



きれいに染めあがっています。



古い型紙は普通彫幅が一尺位ですが、前回の型もそうですがこの型も裃にも
染められるように一尺二寸五分位の幅に彫ったのではないかと思われます。

150年位前の伊勢型紙。

型紙はしっかりと管理していれば、100年でも200年でももつのかと驚きです！

幕末から明治にかけて彫られたであろう型紙は、彫りも素晴らしいですが和紙の紙の質も良いので染められました。

150年もの間時代が目まぐるしく変化をした中で、保存されてきた型紙で染め上げた着物はなんだか貴重なものに思えます！

真夏の袱紗体験！

先月のとても暑い日に袱紗の体験染めをしました。

工房の二階は、最高３７℃となり汗だくになりながらも楽しんでいらっしゃいました。

二階で火を扱うと冷房を使っていても３７度を超える日もあります。

実際の工房での毎日を体感して頂いただき、この中で、色を作る職人さんに皆様脱帽だとおっしゃっていました。

一階の型付け部屋は、二階より気温は低いですが冷房は型紙が乾いてしまうためつけられません。

真夏はとても過酷な仕事となります。

皆さん暑くて大変だった分出来上がりにとても大満足しておられました。

体験染めにご興味のある方は是非ホームページよりお問い合わせくださいませ！！

TV の取材に見えました。

先日伊勢型紙を紹介する番組で、型紙を使って染めている
ところや蒸しなど染めあがるまでの工程を撮影しました。

BS朝日で８月１０日に放送予定だそうです。

伊勢型紙保存会。

今年も伊勢型紙保存会の型紙を染めました！！